派遣で人生初の会社員

派遣は「人集め」に代わり、質も給料も落ちてしまった

派遣は「人集め」に代わり、質も給料も落ちてしまった

初めて派遣スタッフとして就業してから25年ぐらいたちます。
元々派遣スタッフは技能を取得している即戦力として使われていましたのでその分時給も高く、しかし教育を受けずに仕事ができることが要求された、厳しくもプライドとやりがいを持った就業でした。
現在、自由化の法律施行や派遣という就業形態が一般的になるに伴い、企業にとっては手間や時間をかけずに人員確保ができる方法として派遣が使われるようになりました。
スキルよりも頭数が目的と思われるような派遣により、派遣会社は「本人が了承している」「何とかなるだろう」という基準で派遣先に送り込みます。
当然、スキルが伴わずに就業開始間もなくリタイアしたり人員変更を求められるケースや、極端に就業態度の好ましくないケースも見受けられるようになっています。
このような状況ですので派遣先企業も賃金をしぶり、派遣スタッフが手にする時給は最低賃金というケースもありました。派遣では交通費が支給されないことがほとんどなので、アルバイトのほうがましということもよくあります。
企業側としては、派遣会社に支払う時給単価は高くても、人員募集の時間や手間、保険などの手続きや支出、勤怠管理などの手間を省くことができるメリットが大きいということでしょう。
派遣期間満了に伴い契約社員へ変更というケースも増えているようです。契約社員になっても収入が増えたという話はあまり聞きませんが、安定収入は確保できるというメリットはあるようです。企業にとっては、採用にかかわる煩わしさを省いて人員確保できるわけです。
今や派遣は「仕事ができる人が来てくれる」時代から、「簡単に人が来てくれて使えそうなら確保できる」というシステムに変わってしまったようです。


ホーム RSS購読 サイトマップ